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類は友を呼ぶ - すり減る自尊心

今日高校時代の友人から連絡がきた。

その子は入籍してまだ半年の新婚さんなのだけど、夫に言われたことが悲しかったと。

言われた内容について聞いてみたら、アレ?なんだか…。

そこでもしかしてお仲間…?と思って詳しく聞いたら、出てくる出てくる共感の嵐。

  • 忙しくて余裕がなくなると、酷いことを言われる
  • 悪意ではなくて、素直に思ってることを口に出しているだけのよう
  • 発言が極端で、自分が正しいと思っている
  • 一度機嫌が悪くなると、話し合いにならない
  • 酷い言葉でも時々説得力があって自己批判が足りないのかと思わされる
  • 自分に対して全肯定を求める

これ、全部に共感。

二人で「心の友よ」と言い合いました。

 

友人夫婦は田舎で農業をしながらゆったり暮らしている。

なので、普段は彼もあまり機嫌が悪くなることもないし、穏やかな優しさを感じるのだそうだ。

そして、彼女は本当に優しくて懐の深い人だから、彼の価値観を否定する事はまず無い。

だから彼もそこまで暴走せずに済んでいるのだと思う。

 

彼女は同時に、こんなことを言っていた。

  • 常に彼の機嫌を気にしている
  • 愛されてる感が低いだけで、普段は害がない
  • 彼がイライラしている時は、極力愚痴を聞いて、彼のことを否定しないようにしている
  • これで私の心は幸せなのか、とたまに思う
  • 彼の言葉によって、相当自尊心がなくなった

友人は根っからの世話好きで、人のことを否定しない人だから、相手の言葉を正面から受け入れることで、どんどん自分に自信がなくなってしまうのではないか、と心配に思う。

私の夫や彼女の旦那さんが放つ言葉は、単に意地悪がしたくて言った言葉ではなくて、本当にそう思ったから放つ言葉であることが多い。

だから、言われた側は、「確かに自分にはそういう悪い所がある」「彼の言っている事は理解できる」「私の努力が足りないのかもしれない」「私がダメなことがいけないのもしれない」と、どんどん自己批判の思考になってしまう。

そして、そういうことが繰り返されていくと、どんどん自尊心がなくなっていき、自分を下に置くようになってしまう。

アスペルガー症候群のことを調べていると必ず出てくる「カサンドラ症候群」という言葉。

これは、そうやって自分を否定され続けることによって、なってしまうものだと思う。

 

私は持ち前の自己本位さと頑固さで、相手と正面からぶつかるから大丈夫なのだけれど(破局はその分早まりそうだけど)、彼女の場合は彼女自身が病んでしまわないだろうか。

日常生活がゆったりとしていることと、友人の優しさによって、彼女の旦那さんは精神的にゆとりをもって普段は生活できているのだと思う。

でも、これから少しずつ少しずつ、彼女がすり減っていってしまうのではないかと、少し心配になった。

 

こまめに近況を報告しあっていきたいなと思う。