読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

岡崎に捧ぐへの愛を語る

月末を乗り切った私は息抜き記事をかく。

岡崎に捧ぐ is レジェンド 

岡崎に捧ぐ 1 (コミックス単行本)

岡崎に捧ぐ 1 (コミックス単行本)

 

 岡崎に捧ぐ、皆さん知っていますか。知ってますね。

このマンガがすごいにも選ばれた、山本さほ氏の漫画です。

 

TSUTAYAでレンタルして、その面白さに驚愕。

作者に還元しなくては!という気持ちになってすぐに本屋さんへ走って買い直した漫画です。

 

間違いなく最近の漫画では一番すき。

そこで今回は、岡崎に捧ぐについて語りますよ。

 

作品の概要

ウィキペディアによる作品の概要はこんな感じ。

岡崎に捧ぐ』(おかざきにささぐ)は山本さほによる日本の漫画作品。作者の幼少時代からの親友「岡崎さん」との友情や子供時代の思い出を描いた自伝的作品である。

岡崎に捧ぐ - Wikipediaより

作者の山本さんと、その親友の岡崎さん。その2人の友情を中心に、幼少期のエピソードをめちゃくちゃリアルに描いているマンガ。

作者の山本さほはこの漫画のことを「幼馴染みプライベート切り売り漫画」と一言で表している。

 

とにかくなつかしい

岡崎に捧ぐはとにかく懐かしい。これに尽きる。

1980年代中盤生まれのアラサーくらいの人が読むと一番面白いんじゃないかな。

作者も間違いなく同じくらいの年齢だとおもう。

 

概要にも書いた通り、基本的には作者の小学生時代からのことを描いたエッセイ漫画なので、エピソードがとにかくリアル。

近所のダイクマにたまごっちが入荷するらしい、という噂を聞きつけてクラスメイトと自転車で遠出するもお店の人に門前払いされる話とかはみんな共感しやすいのではないだろうか。

あと、ゲーセンのメダル保有数がクラス1の「ゲーセンの覇者」なる男の子が「オレの母ちゃん、パチンコで稼いでくるんだぜ」って得意げに話すエピソードとかめっちゃリアル。

こういったリアルなエピソードの描き方が優れていて、自分の小学生時代の頃を見ているようでなんだかすごく懐かしくてほっこりした気持ちになる。

 

あと山本さんと岡崎さんがとにかくゲームが大好きで、昔のゲーム(SFCがおおい)のちょろっとした話がでてくるのも好き。

お兄ちゃんがいたり男の子と仲良かったりして小さい頃にテレビゲームをよくやってた女の人は読んでいて二人にシンクロするんじゃないかなぁ。

 

ちなみにゲームにまつわる思い出や出来事を描いた漫画も描いている。こっちはまだ読んでないけど、そのうち読みたい。

 

 

いい感じに子供目線

f:id:shauu:20161002135516p:image

岡崎さんは恐らく親からネグレクトを受けていたらしく作中にも岡崎さんのヘンテコな家族が度々でてくるのだけど、その描き方がいい感じに子供目線で、暗く描かれないのが良い。

家の中がぐちゃぐちゃでも、夕食がお菓子だけでも、お父さんがいつも裸で寝てても、それを楽しんで過ごしていて「思う存分ゲームしても何も言われない岡崎さんの家って最高!」という描かれ方をしている。

大人になって染み付いていた「母親とはこうあるべき」みたいな考え方がなくて、凄く純粋だった子供時代の目線を思い出させてくれる。

 

岡崎さんがかわいい

この漫画のタイトルになっている「岡崎さん」がとにかくかわいくて健気。

岡崎さんは山本さんに会うまで仲の良い友達がいなくて家でも放置されて育ってきたから、自分を下に置くことに慣れてしまっていて、山本さんをヒーローのように扱う。

1巻の帯にも書かれている岡崎さんのセリフ「私きっと、山本さんの人生の脇役として産まれてきたんだと思う」は名言。 

 

Webでも読めるよ

久し振りに激推しの漫画。オススメです。

特に、周囲の人たちが好きなものと、自分の興味関心がなんか違うかも、という思いを中高生の頃によくしてた人は面白いんじゃないかな。

高校生になった山本さんがクラスメイトとカラオケに行った時に、くるりのワールズエンド・スーパーノヴァを歌って「何この曲?」という反応をされてしまう話があるのだけれど、こんな境遇にちょっと共感できる人は読んで面白いと思う。

 

山本さほのnoteで一部の話が公開されているので、少しでも面白そうと思った人はぜひ読んでみてくださいな。

岡崎に捧ぐ|山本さほ|note