久々の色恋

久々に言い寄られた話。

 

仕事の付き合いで何度か打ち合わせしてるお客さんがいる。

その人は奥さんと二人でそれぞれ会社を経営していて、取引額の大きさもさることながら、ご夫婦二人とも優しくて、打ち合わせも和やかに進むとても好きなクライアントだった。

 

その人の事業柄、マンションの一室で二人っきりで打ち合わせすることも数回あったかな。ここ一年ほどはお会いしてなくて電話で仕事に関するやり取りをするだけだったのだけど、なんだか最近「また早く会いたいですね」とか、「話してると癒される」とか、そんな発言が増えてきた。初めはお客さんに気に入られててよかったな〜くらいにしか思っていなくて、「そうですね!ぜひ(仕事で)機会があれば」みたいな返事をしていたのだれど、後から思い返して「もしや」と思うようになった。

で、昨日ついに「LINE教えてください」「飲み行きましょう」「10分でも5分でもいいから会いたい」という感じで、グイグイと来られてしまった訳なのだ。でも、勿論そんなのに乗るほど馬鹿ではないので、そのことは大した問題ではない。

そんなことよりも問題なのは、その冴えないおじさん相手に、私の気持ちが少しときめいてしまったことだ。そのことに少し絶望ですよ、そんなに飢えているのか、私は。満更でもない気持ちになっている自分を俯瞰して、いやいやいや、バカなのか、と。

 

で、なんでそんな風に感じちゃったかなー、と考えた時に、久々に男性にちやほやされたことで浮かれたのもあるけれど、まぁ私もその人のことを割と好きなんだろうな、と思った。

その人はお客様なのに、とにかく変に気を使わなくてよくて、話していてなんだか楽な人だった。子持ちの人なのだけど、すごくシャイで口下手で、なんだか小学生の男の子のような、そんな雰囲気のある個性的な人だ。

で、そんな風に考えた時に、なんとなくその人と夫に似たところがあることに気付いて、「ああ私って結局こういう趣味なんだな」と虚しくなった。

 

前に別のクライアントに、「君はオラオラした人は選ばずに、自分でコントロールできそうな相手を選ぶタイプなんだろうね」と言われたことがあり、ほんとにその通りなんだな〜と。(私はお客さんと一体何を話しているんだろう) 

人をコントロールなんて、できないし、しようとするもんじゃないよな、と思う。こうやって生きてしまったから、中々変えることは出来ないような気もするけれど。

 

そんなはなし。

言い寄られた、というのはちょっと盛った言い方な気もするな。

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